2020.10.10 UPDATE

Category：吉村太一の視点

【吉村太一の視点 Vol.4】特集「銀行との付き合い方のススメ」その１～半沢直樹という銀行マンを診る

TBS日曜劇場「半沢直樹」、みなさんはご覧になられましたか？

 

9月27日最終回の総合視聴率がなんと！

「４４．１％！！」

 

 

凄い数字ですね！

近年で初めて見る視聴率です。

世の中のおよそ「3人に2人以上が見ていた！」ことになります。

故に、それだけ世間への影響力も強い！ということにも繋がりますね。

 

 

 

 

 

 

私も7年前のシーズン１から観ていましたが、



当時の私は経営革新等支援機関という経産省認定の民間コンサルティング会社に在籍し、

（私が所属していたこのコンサル会社が、半沢直樹シーズン１の監修をやってました。）

 

「事業再生コンサルタント」として都内近郊を中心に、西は静岡、東は山形まで、

多種多様なクライアント企業様のご支援をしていた頃。

 

 

 

 

シーズン１第1話

 

大阪の町工場の経営者であった半沢直樹少年の父親

「半沢慎之助（笑福亭鶴瓶さん）」が、

 

 

取引銀行である東京中央銀行大阪西支店の当時の担当であった

「大和田 暁（香川照之さん）」から、

大雨の中、融資を無碍に断られ、それをきっかけに慎之助は自殺に追い込まれる。

 

 

 

首吊り状態の慎之助を見つけた直樹少年は泣き崩れ、大和田を恨み復讐心を燃やし、

慎之助の仇をとる為？に、

自ら東京中央銀行の銀行マンになった「半沢直樹（堺雅人さん）」。

＊TBSオフィシャルサイトより

 

まぁなんとも衝撃的！？な始まりようでしたね。

 

これが半沢直樹の「やられたらやり返す！倍返しだ！！」

の根幹となった事件というわけですが…

 

 

 

（現実路線での検証）

 

半沢直樹の父親（半沢慎之助）が経営する町工場（ネジ製造）の規模を想定すると、

 

多く見積もっても年商2億円もない位．．．でしょうか。

 

 

この町工場レベルが事例対象とした場合、

 

ドラマ中の「東京中央銀行」みたいな、如何にも【メガバンク】！

 

というレベルの銀行は、現代においてはまず100%取引などしてくれません💦

 

 

また、銀行からみる取引先である会社社長が大雨の中必死で縋ってくるのを、

 

取引銀行の一営業マン（担当者）が、意にも介さず無碍に振り払い立ち去るなど、

 

 

 

 

 

絶対に有り得ません！！

 

 

 

 

 

まぁTVドラマですしね。

 

でも実際に、銀行ってあんなに冷たいの？と勘違いされてる人も居るかもしれません。

 

 

 

 

 

ご心配無用！

 

 

 

 

 

融資審査自体はしっかりと各行の融資部で審査され、

 

ダメな場合でも事態が逼迫している場合は、もっと別の方法や相談窓口もあります。

 

また国や行政、地域の商工会議所などでも多様な相談窓口がありますので、

是非利用してくださいね。

 

 

また、半沢直樹のように、融資先の社長の悩みや背景を汲み取り、

 

銀行担当者自らが中小企業の問題解決のために奔走し、

 

最終的に事業計画書まで作成して融資審査通過を取り付ける…等々

 

 

これも、残念ながら　ない！　ですね。

 

 

銀行の現場担当や営業マンは、自分の成績しか考えていないのも事実。

サラリーマンですし。　　　家族もあるし。　　　出世もしたいし。

 

半沢直樹のような人物は、銀行に限らず、政治家や中央官僚・役人、法律家など、

 

国民・一般市民の為に動かなければいけない筈！？の人たちの中にも、

 

 

残念ながら　　居ません！
と言い切れると私は思っています。（ほんとに居たらごめんなさい<(_ _)>）

 

 

みな、対象となる個人や家族のための「職業」だからです。

 

それを恨んではいけません。みな同じ　です。

 

 

 

だからこそ経営者は、

 

自らと支えてくれる従業員や家族

 

取引先などのあらゆるステークスホルダー

 

を守るために、

 

 

 

自ら色々なことを学び

 

経験し

 

社会の中で上手に生きる「責任と使命」

があるわけで、

 

 

また、表面だけではない「真の経営」を支えるものが必要！

 

 

そこにこそ　私自身　と　CATConsulting　の

 

存在意義　がある！

 

 

と、私は常に思っています。

 

 

 

さて、今日の一番のポイント。

 

【中小企業が本当に付き合うべきおススメ金融機関！】

 

業種にも因りますがとりあえず一般的には、

 

それは・・・

 

 

 

 

 

①日本政策金融公庫（これ、一番です！）

つぎに・・・

 

 

 

 

 

②会社の所在地域管轄の信用金庫または信用組合

が、ワンツーフィニッシュ！です。

 

 

 

 

 

その理由や活用ポイントは・・・

 

 

 

 

 

 

また次回をお楽しみに。

 

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